日記 2025.11.23 sun
幾星霜ぶりに渋谷へ
いとうせいこうおよび奥泉光の「文芸漫談」vol.58を鑑賞しに渋谷へ。
「文芸漫談」とは。
“いとうせいこうと奥泉光が、小説の面白さを、笑いを取りながら伝えたいと、漫談形式で始めた文学ライブです。 芥川賞作家と稀代の仕掛人が捨て身でおくる、漫談スタイルの超ブンガク実践講座。 小説の書き方・読み方がクスクスわかる?かも!”
vol.58(2025年11月22日開催)の主題作品は、夏目漱石『彼岸過迄』。
主題作品を読了して望むのがいい方法なのですが、思いの外構造が複雑な小説で、なかなか読み終わらず。
ただ、夏目漱石の小説は、本当に一文一文が素晴らしい。読みやすさと表現の的確さ、トーンを作り上げるユーモアまで整っていて優れている。
もっとよく読みたいなと思いつつ。ろくに読めないままイベントに参加。
奥泉先生が、この入り組んだ小説の時系列を整理してくださり、市蔵の恋愛がいかに拗れているか明瞭になってすさまじかったです。

一方、渋谷はものすごい混雑でした。
渋谷駅前のスクランブル交差点は、海外観光客の自撮りスポットになっており、信号青の短い時間に、記念撮影する人続出。すげえ。
このへんを歩いている海外観光客らしき方がたは、基本スマホを掲げて動画撮影してる。
渋谷も変わった。というか、私一体どのくらい渋谷に行ってなかったんだろう?
東急が建て直しに入っていることさえ知らず、東急前が知らない街のようでした。
“InkSanctum”に改名しました
しばらく使ってた日本語のアカウント名を、”InkSanctum”に統一することにしました。
”InkSanctum”はニュアンスで作られた名前で、直訳は「インクの聖域」みたいな感じ。
ただ私は、”Sanctum”は、ラテン語の”Sanctus”に通じるので「インク」と「聖性」の絡んだ名前にしたいと思ったのです。
実際には「インクの聖域」というよりは、「(インクで推しを)書いて尊死😭✨」のイメージでこの名前を名乗っています。
”Sanctus”=「尊い」→「尊死」のイメージ。
改名理由の一番は、AO3を始めたからではあります。
そして、Pixivの欧米圏の閲覧規制の強化。強化自体は悪いこととは思っていません。各国ごとに表現の許容範囲は異なります。規制は、配慮でもあります。見るとよくない影響(ショックを受けることを含めて)を受けると規定されている国からのアクセスに、一定の閲覧許可を求めるのはむしろ適切です。
ただ、私の作品にどうやら海外からアクセスしてくれていたと思われた人々のアクセスは、絶たれてしまったように思われます。
ミアルバ小説作品の閲覧数が、2025年11月9日の規制開始を境に減ってしまった。
「どうして海外のアカウントが、日本語で書かれた小説を?」という疑問はあると思います。でも、私自身が、供給の少ないミアルバ作品を探して、AO3にたどり着いた本人でもあるのです。
ミアルバは、どうしても顕在化している作り手が少ないです。
もう、国境を越えないと、国内だけでは限界があると感じ始めていました。
どうなるかわかりませんが、Pixivは国内向け、AO3は海外向け、Xは双方の告知媒体、として、棲み分けようと考えるようになったのでした。
正直、アカウント名の改名はフォロワーや相互さんにとっても、ただ面倒なだけのものだとは思いますので。申し訳ないと思いつつ。
でも、人名を名乗っていた過去のハンドルネームより、いまのイメージを名詞化したこの名前の方が、今どきかなあという気もしています。
いずれにしろ、これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

