オンラインイベント「星祭り」11
「星祭り」とは、pictSQUARE(ピクスク)というシステムを使った、聖闘士星矢専門のオンライン同人誌即売会。
詳細は、こちらの公式サイトからご確認ください。
オンラインイベント「星祭り」11 概要と出展内容
2025年6月29日(日)AM00:30〜PM24:00
イベントページ:星祭りイベントページ
スペース:Bホール え3
サークル名:断想と補遺
ジャンル:ミアルバ
出展内容:新作ミアルバ小説2本、ペーパーラリー(BOOTHにて頒布、Pixivにサンプル)
無料配布場所:「断想と補遺」BOOTH
※星祭り11の新作小説やペーパーラリーは、上記BOOTHリンクからダウンロードしてください。
当日は無料配布のPDF冊子で読み物か、イラストを配布できたらと思っています。
配布元はBOOTHになります。
当日、お品書きのRQコード、もしくは店舗プロフィールのリンクがBOOTHへの導線です。
下(↓)で作品サンプルのご案内もあります。
サークルカット

おしながき

出展内容 ご紹介
新作小説 その1
『新釈 美女と野獣』(ミアルバ小説)約9,000字
聖戦後、冥界のトロメア宮で再会するミーノスとアルバフィカという設定。
私のミアルバの要素を詰め込んだ名刺的一作。全1万字程度。
今回は、二人で絵を描く話。
アニメ『美女と野獣』が読書で親しくなるので、代替で絵にしました。
Pixivでサンプル(約3,500字分)を公開しています。

新作小説 その2
『Lumières : Sorbet à la pêche』(ミアルバ小説)約4,600字
聖戦後聖域。ミーノスの強引な告白によって関係の始まったミーノスとアルバフィカだが、急な出来事にアルバフィカは気持ちがついていかない。
これまで通りの節度ある関係を望むが、昼食のデザートにミーノスが振る舞う桃のソルベは、これまでの日常にない贅沢な一品で……。美食と恋愛のお話。
Pixiv掲載作品『Lumieres』続編の小話。
※読まなくても本作を読む上で問題ありません。

ペーパーラリー
昔懐かし、サークル紹介のペーパーを作りました。
こちらもBOOTHで無料配布します。
ミアルバについて
ミアルバの好きなところ
今回の新作のタイトル通り、ミアルバ(ミーノス×アルバフィカ)には、18世紀にボーモン夫人が上梓した「美女と野獣」および同名作品の持つイメージが重なる。そう私は考えています。
つまり、相互のかかわりによってお互いが相手の影響を受けざるを得ず、お互いに新たな物の見方で相手を受け入れていく恋愛の展開。
特に、「野獣(Beast)」側であるミーノスは、見た目というより内面に野獣性(悪)がある。そこの変容を迫られる話にならざるを得ない。
これは、恋愛における夢物語です。
普通は、人は変わらない(言いたくないけど、年齢を重ねるほどに変化は難しくなります。さまざまな理由で)。でも変わることは普遍的な夢でもあります。
LCのミアルバには、その変化の兆しが見出せる。
そのもっとも重要なフックは、ミーノスが理由は何にしろ「美しいきみがこれ以上血と泥にまみれるのは見るに忍びない」「見逃して差し上げます」とアルバフィカに言ったこと。
考えれば考えるほど、このセリフは違和が残る。
ミーノスが「美しさ=弱さ」と定義していたとしても、彼の支配性と弱さへの軽蔑からすれば、見逃す理由はない。
これは解釈の問題になりますが…。
ともかく私は、この違和からミアルバというCPのイメージが湧き、この二人が幸せに結びつくにはどんな展開が必要かをいくつもいくつも捻り出す二次創作製造を、始めました。
これまでのミアルバ作品紹介
Pixivでミアルバ二次創作小説を展示しています。
ミアルバは、先ほどの「美女と野獣」もそうですが、「近代美学(ミーノス)とプラトンの美のイデア(アルバフィカ)」でもその恋愛成就の過程を当てはめられると、私は考えています。
これは、アルバフィカが魚座(美の女神の逸話を持つ)であることから、導き出せる比喩です。
その他、系統ごとに作品を分類してみます。
近代美学×プラトンの美のイデア系統
『感性的認識批判 Beauty and The Griffin』
『饗宴シュンポシオン』
※Pixiv基準で可能性があるためR18ですが、性的要素はほぼありません。
短編集
ミアルバ短編集
現代転生もの
シリーズ「ミゼラブル」
長編が多めなので、ブクマ数などを参考に短編集を読んでみて、もし気に入られたら、長編も読んでいだけましたら、大変嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。
2025.6.15 雨谷朱夏