中年字書き、目が限界になる──異常なしと言われたけど、めっちゃ痛かった話──
この記事では、中年の字書きの眼精疲労の体験をご紹介します。
どんなときに異変に気づき、どう対処したか。
寄る年波に負けず戦う創作趣味あるある、を、お送りします。
※結論を先に書くと、
私の目は特に異常はなかった。
ただ、酷使しすぎて限界を超えていただけ──でした。
中年は、夜になると目がしょぼしょぼするとは聞いていた
それはほんの一年前のこと──。
職場で「この年齢で資格勉強する困難」を語る同世代に会った。
彼女は、
「体力の低下もそうだけど目がね。夜になると目がしょぼしょぼして、教科書が読めなくなって来る──」と。
私は、あまりピンと来ていなかった。
私はこの時点ですでに近視、老眼、年々の視力の低下、飛蚊症、年に一回眼科で検査を受けろと言われているなど、中年女性のあるある眼科ネタを網羅している自覚はあった。モニタはとうにダークモードである。しかしながら、「疲れ目」とはほぼ無縁だったのだ。
でも、しょぼしょぼはないかな──。内心、少し余裕を感じていた自分だったのに。
なにしろ私は、平日も土曜も日曜も、他の用事をほぼほぼ跳ね除けて、ひたすらに二次創作する機械だったから。
しかし目玉の経年劣化は確実に平等にやって来る
──文字がめっちゃブレる。
そう気づいたのは2025年の夏頃だっただろうか。
私は帰宅してから24時の寝る寸前まで、PCまたはiPadに張り付いて創作する戦士だった。ところが、22時を過ぎたあたりから、モニタに映る文字がとてもブレる。
これが「目がしょぼしょぼ」か。自覚症状だった。
しかし夏頃は、眠れば次の日には回復していたのだ。
同年秋、ここから私の目の酷使は加速する。
私は思うところがあり、二次創作に限らず、一次創作小説も書き始めていたのだ。単純に書く量が二倍になった。
そしてモニタ上の文字が二重三重にブレて読めなくなる時刻は、日に日に早まった。
私も異常なので、「年齢上の仕様だろう」と考えなら、ブレたらモニタの表示を拡大してさらに執筆を続けていた。止まる、という選択肢がない。
この時の私の頭の中は「番組放送が月曜から水曜22時BS放送に変わる」という「枠の切り替え」の発想。「じゃあBSに繋げばいいや」というように、画面表示を110%から125%に設定し直してさらに作業を続けていた。
「目が疲労でいたんでいる」とは、正直みじんも考えていなかった。
もしかして、このままずっとブレたまま?
そんな適当な私も2026年の年明け、ついに洒落にならない事態に遭遇する。
夜だけではない、日中も文字がブレる。
これは完全に仕事の支障になり得た。
文字のブレ──つまり「目がしょぼしょぼ」とは私の場合、乱視の悪化らしい。これは、「1日の終わりに来るもの」ではない。疲労の累積で日中から「しょぼしょぼ」は開始するらしい。
私はそう気づき、PC画面を見る時間をセーブするようになった。
しかし、こんなときに身の回りの電子化があだになる。私の手元の読み物は、すべて電子書籍またはオンライン仕様だった。紙の本は絶版や電子化していない本──大抵分厚い。持ち運びにくい、で、ある。
スマホを見ない、モニタを見ないで暮らす。本当に不自由だと実感した。
このような「目がしょぼしょぼの頂点」で私に何が起こったかと言うと、
- スマホ画面を見ると目が痛い。
- 目を開けていると目が痛い。
- ドライアイで乾燥というよりもはや痛い。
- ずっと痛い
- 見る自体が痛くてしんどい。
もはや「物を見る」つまり、「見る力」自体の危機を感じていた。このままでは、一日中痛くなるのは目に見えていた。目は見えないのに。
こんなだというのに、私は夜0時過ぎてから「30分だけ」のつもりでクリスタでラフ絵を描き始めたのだ。──3時間掛かった。
翌日、目を休めるためにも昼寝をとったが、目覚めたときから文字はブレている。
これ、急激に目が悪くなってない?
文字がブレるだけなら、まだものの輪郭はある程度見える。
しかし、私はだんだん、視力──というか、目の機能が低下している恐れを感じたのだった。
ここまで放置したのは理由があって、
──いきつけの眼科、いつでもめっちゃ混んでる。
創作に狂ってるおたくにとって、病院の待ち時間は命が削られるように無駄感がある。これ自体が今考えると異常そのものなのだが、先延ばしして問題ない病院なら時間のあるときに行けばよし、いまは新作を作る、私はそのために生きてる。──これどうなんでしょう、私だけ、じゃ、ないですよね?
しかし「目を開けている自体が痛い」まで状況が進んだ時は、さすがの私も恐怖を覚えた。
それに日頃から「ちょっと遠くの文字」を見るのに現行のメガネが不自由だったのだ。乱視という形で老眼も進んでいるし、メガネの度数は20年近く変えていない。
メガネが合わないのではないか。
メガネが合わないから、乱視が悪化しやすいのではないか。
ここまで想像が進むと、ついに通院の優先順位が創作を上回った。
このままこのメガネをかけ続ける自体がリスク。だったら早く問題のないメガネの処方を受けた方がいい。
私はWEB検索とChatGPTで目の痛みのセルフケアを調べた。
その日はもう受診は無理だったので、応急処置で次の品をドラッグストアで購入。
「ソフトサンティア ひとみストレッチ」(参天製薬)
この目薬のシリーズの「ソフトサンティア」はすでに使っており、防腐剤も入っていないしお気に入りでした。「ソフトサンティア」は、「目の乾き、異物感」とパッケージに書かれていましたが、自分の状況は「ひとみストレッチ」の「目の疲れ」に近いと判断して、こっちを選びました。
蒸気めぐるアイマスク「メグリズム」(KAO)
アイマスクは初めて使ってみました。「目の疲れには、温めが良い」という情報を読んだためです。PCから強制的に目を離せますし、これはとてもよい。
また、他のレンジで温めて繰り返し使えるホットアイマスクも売っていましたが、これを選びました。理由は「温かさが20分間継続する」「袋から出すとすぐに使える」、これらです。割高ではありますが、手間がかからないので思い立ったら使える。
この気軽さでないと自分には無理だと思いました。
無香料を選んだのは、私はこの頃アロマ好きが再燃しており、ルームフレグランスにアロマを使っていたので、アイマスクに芳香がないほうがよかったのです。
翌日、仕事帰りに眼科受診するまでの繋ぎに、私はこの2点を駆使して目を休めました。創作も、完全にお休みです。
創作の暴走機関車が急に止まったダメージ
ともかく目を開けていると目が痛いので、この日は早々に横になり、アイマスクで目を休めながら、なるべく目を瞑って過ごしました。
すごく不安だったのを覚えています。
いうまでもなく、私はミアルバ偏愛なわけですが、このまま目が見えなくなったら、もうこの二人を眺めることもないのか──と、恐怖が湧いて来たりしました。
私は主に字書きなので、具体的に具象的にふたりの姿を目で見ているわけではないですが。でも、活字も読めなくなると、この二人のイメージを思い浮かべる媒介もなくなるのだと気づいて、だいぶ衝撃だったのを覚えています。
ここしばらくのおたく・創作活動、私はひたすら目に頼っていたのを実感しました。
気晴らしのすべては、絵と文。目で見るものに偏っていたのです。
むしろ絵と文以外に、自分を楽しませるものが思い浮かばない。
音楽も好きですが、絵と文ほどには物語構造に落とし込んで楽しむ力がないです。音楽は私にとってもっと抽象的で、具体に置き換えて捉えるのが難しい。
目を閉じている間の気晴らしは、先ほどのアロマオイルと音になるわけですが、アロマオイルはなんとかなったものの、もっと意味が言語的にわかる音を鑑賞したいものの、いい素材がまったく思い当たらない。
なんというか、とりあえずiPadでRadikoを起動しましたが、どんなラジオ番組がいいのかもわからず、ポッドキャストの当てもなく、引き当てたジャズ演奏を聴きながらホットアイマスクを20分間使っていたのを覚えています。この時は、ジャズのしっとりした雰囲気も、暗さとして受け止めてしまいましたね。
おたく活動を始めてからの自分の生活を、ちょっと振り返ってしまいました……。
初診でもいいので、即診てもらえる眼科で診てもらう
翌日、予約なしでも当日診てもらえる近所の眼科を家族に探してもらい、会社帰りに受診。
予約取れなかったくらいだから、さぞ待つのだろう──と覚悟してましたが、受付して10分くらいで検査が始まりました。休み明けで受診者もほぼいない。うーん、空いている眼科は空いているんですね。
視力検査、メガネで度数がどこまで上がるか、乱視チェック、老眼チェック、眼圧などをざっと診てもらい、結果。
「異常はありませんね」
さらに、診察室で眼科医に、あの部屋を薄暗くして目の中を見る検査機器で眼球や瞼も診てもらう。
「異常ありません」
「傷もない」
──え?
でも、めっちゃ痛くて、乱視もひどかったんですよ?
目は大変傷つきやすく、傷がつくと痛みの原因になるらしい。ただ、今の状態は良いと。
昨日のセルフケアのことを眼科医に話したところ、
- ホットアイマスクOK ただし、目が傷つくリスクがあるので、指でマスクを抑えないこと。
- 「ソフトサンティア ひとみストレッチ」の成分は、症状に合っている。そのまま使って。
- ヒアルロン酸の目薬を追加します。
という。
その日も目は万全と言い難かったけど、確かにもう文字もブレないし、目を開けていて痛いということもない。
花粉症の季節なので、やや目は乾いた感じがあるものの──。
目の機能に問題はないし、視力もレンズによってちゃんと上がるよ、と。メガネもそのままでよいし、手元用メガネが必要だったら作りましょうね、とのことだった。
ホッとするというか、拍子抜けというか。
好き好きホットアイマスク
幸いにして異常はなかったことから、それからも点眼薬とホットアイマスクを継続して様子を見ることになったのでした。
このホットアイマスクは、1日の終わりに習慣にしてもいいかもしれない。
私の選んだ「めぐりズム」は20分の保温持続ができるけれど、10分でも十分らしい。
ただ、目を休めるのと、リラックスタイムにちょうどいいと思うようになりました。
20分のアイマスクも、最初は布団に横になって試したのだけど、眠ってしまいそうなので、布団はやめて、作業椅子でアイマスクすることに切り替え。
また、なんとなく流し聴きして良さそうなYoutubeもいくつか探しました。
以下、私が好んで流しているホットアイマスク時間のYoutubeチャンネルと、導入してよかったアロマオイルと芳香グッズをご紹介します。
皆様も、体を大事にして、創作・鑑賞、楽しんでくださいね。
お気に入りYoutube(ホットアイマスク時)
これは「勉強」や「情報収集」のためというより、
目を休ませながら、思考を完全に止めないための音です。
▶ 声だけ聴いても心地いい系:石井亜美さん(モデル)
モデルの石井亜美さんのYoutubeチャンネル。
声がちょうどいい低さと優しさ、柔らかさ、明るさ。トークも楽しいし、アクティブな女子旅のVLOGをいつも楽しみにしています。
映像もかわいいしいいのですが、トークを聴いているだけでも気分がポジティブにあがります。
石井亜美さんの、ロンドンVLOG
同じく石井亜美さん、”エコノミーで13時間”の”フライトルーティン”もある……。
▶ 目を閉じていても内容が追える知的コンテンツ:東大TV/UTokyo TV(お勉強動画)
癒されながらも学ばないと気が済まない。
そんなテンション高め、意識前のめりの時はこれ。
納富信留先生の『「古代ギリシア哲学を学ぶ意義」 高校生と大学生のための金曜特別講座』
お勉強系のYoutubeは、講師の先生のナラティブとの相性が全てですが……。
まあでも見えないので。
見えないとなったら、聴くしかない、と、自分を追い込むことも可能です。
ただ久しぶりに東大TVの動画を見てみたら……、なんでしょうね。
デザインがYoutuberに寄っているというか、なんか異様でした。中身はすごいんでしょうけど……。
お勉強系は好みに合ったチャンネルを視聴するのがいいと思うので、日仏会館とか割と好みな動画か多いです。でもねー、アーカイブ性をあまり考慮しない市民講座系のYoutube結構多い。ということは、学術系、意外と発信内容の寿命が短い?
※情報量が多い動画は、疲れている日は逆にしんどいかもしれません。
アロマグッズ(無印良品)
私のアロマオイルとのかかわりは、無印良品と生活の木に支えられておりまして……。
使ってよかったものを。
アロマストーン
アロマグッズはもう、ストーンしか勝たん。商品画像の通りですが、アロマストーンの上部のくぼみにオイルを垂らせばもうそれでいい。片付けもいらない。ストーンに皿も付いているので、オイルをくぼみから外してストーンの外側から伝わせても、机汚れない。
ただし、ストーン自体から的を外したオイルは無理だ。外すな。
ずっとアロマポットを使っていました。あれもキャンドルライトが眺められたり、水で希釈されたオイルが立ち上がってとてもいいんですが。ストーンに比べたら使用後の手入れや、火の始末があるので。
疲れた、何もしたくない、ただ癒されたいときは、ストーン最高。
ラベンダー(アロマオイル)
アロマオイルのいいところは、オイルの知識よりもまず「好きな香り」を選べば正解、なところ。私はいまのところラベンダーが好きなのですが、最初の頃はレモンやグレープフルーツの柑橘系が好きでした。
特にグレープフルーツが酸味とスッキリ感で好きなんですが、最近は圧倒的にラベンダー。
そのときに嗅いでいい匂いだと思った香りが、そのときの気分を良い方向へ持っていってくれる香りだそうです。
まとめ:目の不調 Tips
・異常なしでも痛いことはある
・目は酷使するとちゃんと壊れかける
・迷ったら、まず眼科へ
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