PDF小説作り | 初めてのサークル参加「星祭り」11 #07
※この記事は、pictSQUAREのオンラインイベントに初めてサークル参加した字書きが、
PDF小説作りで迷った点と実例をまとめた体験記です。
BOOTHから無料DLタイプのPDF小説で出展しました
pictSQUAREのオンラインイベントの性質上「なにが新刊でなにが既刊(過去作品)かわかりにくい」というのが、私にはありました。
そもそもpictSQUAREのオンラインイベントは、印刷物の同人誌を通販することが根幹にあります。つまり、自分の通販アカウント(BOOTH、Xfolioなど)に人を呼び込むタイプのものです。なので、イベント専用のページを設けるなどの対処がない限り「Pixivの中のどれが新刊なのか」は、わかりやすくはない。
私は、「なにが新刊」「なにが既刊」かは感覚的にわかる仕組みで出展したかったので、「BOOTHで新刊をPDF小説として無料DL」という導線を選びました。
なにしろ、イベント中もイベント会場以外から私のPixivやXfolioを見に来る人にとって、そこはいつものただの「二次創作置き場」なので。
つまり「PDF小説は必須」ではなく、選択肢のひとつです。
私はあまり明るくないのですが、イベント用に専用の創作プラットフォームを用意して、そちらを導線にしているサークルさんも複数おられました。
「PDF小説」の版面と構成要素
では、実際の私のPDF小説を例に、どのように作ったかご紹介します。

1ページ目
表紙なし。
・タイトル
・挿絵(イメージ写真)
・ノンブル(左下)

最終ページ
奥付
・タイトル
・著者名
・発行日
・発行者(サークル名)
・連絡先(このブログ)
・コピーライト
例:”本作品は『聖闘士星矢 The Lost Canvas 冥王神話』(車田正美・手代木史織)を原作とした非公式二次創作です。無断転載・再配布・AI学習への利用を禁じます。”
この形式は、データのままだと1ページずつ縦にスクロールするレイアウトです。
印刷時に見開き設定になるので、裏表で印刷するとA4サイズの冊子のようにできます。
どちらでも、好きな読み方で読んでいただけたらと考えてこのレイアウトにしました。
「PDF小説」を作るために使ったアプリ
前回の「お品書き」「ペーパーラリー」とほぼ同じです。
「egword Universal 2」(物書堂/Monokakido)
私は、「egword Universal 2」(物書堂/Monokakido)のmac用日本語ワードプロセッサを使いました。
これは、同人誌の印刷用データを作るためのレイアウト機能を備えているので、文章表現だけでなく、画像や図形の扱いもできるんです。
正直あまり使い慣れておらず、慣れるまでちょっと苦労しましたが、私にとっては、お馴染みのMicrosoft wordよりもレイアウト面が思った通りに作れて助かりましたね。
仕上がりはPDFです。
ノンブルをつけて見開き印刷などで設定しておけば、あとはお客さんが自由に製本してくれます。
ほかにも良さそうなレイアウトアプリ
私は基本的に「コストカット脳」なので、できるだけ金をかけずに最低限のクオリティをクリアする、という発想でアプリや道具を選んでいます。
なので、「安い」「簡単」「使いまわせる」基準で選んだ感じです。
| Microsoft word | おなじみ。これでじゅうぶん作れます。 |
| Microsoft PowerPoint | 図表やイラストを添えたいとき、さらに作りやすそう。 |
| Goodnotes | 有料だとこれが割といいかも。基本手書きノートの代用ですが汎用性高い。 |
| CLIP STUDIO PAINT | 有料。イラスト描く人でクリスタ持ってる人は、使いませると安くて済みますね。普段使ってるなら一択で済みます。 |
| Adobe Illustrator | 有料。本来的にはお品書きはIllustratorの本領ですが、有料の上に操作難易度やや高い。 |
私はかつて、うっかり「egword Universal 2」を買う、という過ちをおかしていたので。
死蔵していたこのアプリを活用させたくて、使っている面もあります。
私は、イラストも描くので、CLIP STUDIO PAINTの年間契約をしていますから、本当はこれひとつで賄えるようだと、色々楽なはずですね。
Goodnotesを無理やり使わなくてもよいはずです。
でも、CLIP STUDIO PAINTは、なかなか難しいですからね。操作がね……。
PDF小説をつくる時期
出展の要がこの「作品」になります。なので、最初に仕上げる必要があります。
むしろ、なるべく早く仕上げるのに越したことはありません。
サークル参加に向かって用意するものは、すべて「新刊」(または出展作品)を軸に設計されていきます。新刊のタイトルや文字数が決まらないと、「お品書き」も作れない。または、あまり情報の多くない「お品書き」を先に作るしかない、ということになります。
私のイメージですが、①「サークルカット」、②「新刊」 この順番で作って行くと便利だと思います。
「サークルカット」は宣伝を助けてくれます。
イベント出展の自分の「顔」になるので、ともかく何にでも使えます。
その次に新刊(作品)。
最後の一週間で、お品書き、余裕があったらペーパー、のように、準備を進めて行くのがいいと思います。
さて、新刊もできあがりましたね。
この長いサークル参加日記も、そろそろ終幕が近づいています。
次は、今回少し触れた「イベントまでの準備スケジュール」を作ってみたいと思います。
お読みくださり、ありがとうございました。

