初めてのサークル参加「星祭り」11 #02
サークルカットは広告だ(あらゆる意味で)、即、描く、公開
私の「星祭り」11参加動機は、前回の#01でご説明したとおり、
──ミアルバ、まだやってます。だから、かきたい人はミアルバかいてほしい。
といった願いを込めたものでした。
ゆえに、「星祭り」11の「参加サークルリスト」は、私にとっては実質「広告スペース」なんですよ。ミアルバの。
これは一日も早くスペースを広告(つまり、ミアルバのCP絵)で埋めるべきものです。
だってここに「ミアルバやってるサークルがあるよ」て、伝えられるのだから。
そこにサークルカットがあるならば。
ただ、その頃(5月半ば)の私が何をしていたかというと、「双子座のサガ・カノン誕生日」(5月30日)に向けて、小説2本と絵3枚を描いていました。この人たち、全員で3人いるので。どうしてもこんなふうになったんです。いま思うと異常な生産量ですね。だからといって特に得るものがあったわけでもないんですが。
そして振り返ると、どうやらこの合間に私は、「#キスの日」(5月23日)絵まで描いていたようですよ。描き上がったのが5月24日なので、間に合わなかったみたいですね。
しかも構図は、ミーノスがアルバフィカの象徴である薔薇に祝福のキスを贈るという。
カプ絵でもなんでもないですが、ミアルバ感はあるだろうという。

もうこれ。
これ描いたのだから、これをまずは仮のサークルカットにしてしまうんだ!
私は、薔薇に接吻するまつ毛増量中のミーノス様絵を、サークルカットに収めたのでした。
でも私にはAdobe Illustratorがない
そう、ここでまた壁にぶち当たるわけです。
サークルカットといえば、「サークルの取り扱い内容」を軽く触れておくのが親切というものです。
「ミアルバ」「小説」くらいは最低入れたい。
しかし、一体どうやって、この画像に書体を使って文字を書くというのか。
しかも、サークルカットのサイズに合わせると。
私はClip studio(クリスタ)に課金しているので、クリスタでそのくらいのことはやってしまうのがスマートです。しかし、クリスタは操作方法を学習するのがなかなか難しい。
私がおたく活動に費やせる時間は、週末、と限られています。
まじでクリスタでは塗りまでしかできない私は、仕方がないのでGood notesというノートアプリを展開しました。
これはiPadでApple pencilを使ってノートを取る(物理ノートの代わりに、iPadを使うためのアプリ)です。実際には、手書き以外にもテキスト入力がまあまあ使えます。
私は、Good notesでサークルカットに文字を書き込みました。
Good notesに画像を貼り付けして、テキスト入力で文字打ち──テキストボックスを白地にできるのは、当時の私の力量ではGood notesしかなかったのだ──!
しかし、これデータ形式はどうする?
基本、PDFだ。
問題ない。
iPadにはスクショがある。
私は、文字乗せした画像(私の描いた絵)を、PC上でできる限り拡大表示し、スクショボタンを押した──jpeg、GET!! サークルカット第一弾の、完成である。

ウォーターマークも、サインも、中途半端な見切れ状態で全部そのまま。
Good notesには大したフォントがない。この画像にこの太い明朝体、本当に合うのかさっぱりわからない。違和感しかない。でもフォントがない。なによりも私にはAdobe Illustratorがない。
でも根本的にアプリ操作の知識がない。それを習得する時間もない。
なにもない。
でもやる。
泣きながら。
次回は、サークルカット第2弾(これが最後まで今回の私のサークルの看板絵になります)を経て、展示する新作小説のサンプルを晒す話を予定しています。